投稿者:M.MK
ペルピニャンは世界の中心???(3)
(承前)さて、あまりの寒さにカフェに逃げ込んだものの、ずっと同じカフェにいるのも何なので、ほかのカフェで、もう一杯暖かいものを飲むことにする。外に出るとやはり猛烈な風。地元の人は風など吹いていないかのような素振りで、なんでもない顔で、まるで風のない天気の日のような顔で日常生活を過ごしている。。。。自分の周りだけ強風が吹き荒れているような気がしてくるが、枯葉も舞い上がっているので、そんなこともないらしい。
空港までのバスが出る時間まで、ひたすらカフェを梯子して、体を温めることにした。
カフェにはドアマンがいて、ドアを抑えているではないか!!開けるための、というより閉め続けるためのドアマンがこの地方には必要なようだ。。。。どうもこの風、ミストラルってヤツらしい。今はサッシだから良いが、昔は雨戸がぱたぱた開閉して大変だったという。これがゴッホに生きるのを厭にさせたとも言われる季節風か。(彼は耳を切ってしまったではないか!!)
ようやくやって来た空港までのバスに乗った人は、我々を除いて誰もいない。。。バスの運転手もこの時期は毎日この風だよ、と言った。
夏だよなぁ、絵描きさんがここに来るのは。。。。
「世界の中心」は、暖かい、とは言わないまでも穏やかな時期に行くべきでしょう。大体、ここを「世界の中心」だなんて言った駅舎の上にいるはずのダリさんだってどこかに行っちゃってたんだから。。。きっと今頃の季節に行く人は気持良い日々を、美しい景気を眺めながら過ごすことができるでしょう。
ダリというと彼の生地であり、ダリ美術館のあるフィゲラスや、別荘のあったカダケス、アトリエを構えたポール・リガット(いずれもスペイン)を周っておしまい、としていませんか?彼が世界の中心と言っていのはたペルピニャン(ここはフランス)ですよー。世界の中心なんてものは、何処彼処にあるものじゃないですよ。これは寄って見るしかない!
July 1, 2010 3:48 PM カテゴリー:




