投稿者:tamisan

フランスのパン祭り FETE DU PAIN

フランス全土で毎年5月半ばに、「パン祭りーフェット・デュ・パン Fête du Pain」が行われることを

ご存知ですか?

 

5月16日は、サントノレ(Saint Honoréーパン職人にとっての守護聖人、Patron des boulangers)

の日にあたるため、この日にちを挟んだ月曜日からの1週間を、”パン祭り週間” と定めました。

 

この ”パン祭り”は1996年、当時のジャン・ピエール・ラファラン商業・手工業・中小企業の

イニシアティヴにより始まり、フランス国民にとって毎日の食卓に欠かせない、フランス人の

主食でもあるパン全般のキャンペーンを行います。

 

各パン屋さんの入り口には、キャンペーン・ポスターが貼られ、パン職人やお店のスタッフが

店内での試食やデコレーションで雰囲気を盛り上げます。中には、独特のコスチュームを身に

まとってお客様に対応するパン屋さんも!

 

そして・・・お祭りはパン屋さんの中だけではありません!!

 

 20087257.JPG (c) ATOUT FRANCE/Michel Laurent/CRT Lorraine

 

街の広場では、パンに関わる様々な素材ー小麦粉、砂糖、塩にはじまり、さらには乳製品までもが

スタンドやブースに並んで、まるで 「ミニ食品見本市」のよう。また未来のパン業界を背負って立つ

子供たちを対象に、パンの実演体験なども開催されます。

 

パリのノートルダム大聖堂広場の前では、実際に一定の区画に土を入れて小麦を植えたり、

多種多様な穀物を標本にして掲示したり、さらにはパン職人が腕をふるってパンで作った

オブジェを飾ったり・・・・と、楽しいイベントがいっぱい!

 

2000年の統計によれば、フランスでは約37,000軒のパン屋さんがあるそうで、

約17万人がパン業界で働いているとか。

一軒のパン屋さんには、毎日平均340人のお客さんが来るそうですよ!

 

フランスの「フェット・デュ・パン」を通じて、フランスの”パン文化”を肌で感じて

見られてはいかがでしょうか?

 

フランスのパン祭り フェット・デュ・パン Fête du Pain

期間 : 2010年5月10日(月)~17日(月)

サイト : http://www.lafetedupain.com

 

投稿者:tamisan

ニースでランデヴー・アン・フランス2010

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  ニースの海岸線 Copyrights: ATOUT FRANCE-Jean François Tripelon Jarry

 

来る3月30日(火)&31日(水)の2日間、フランス・コートダジュール地方の中心都市であるニースのアクロポリス見本市会場において、地方・県・町の観光局、現地の旅行会社、ホテル、ツアー会社などなど、約600社にも上る旅行業関連団体や企業が出展する、年に一度のRendez vous en France(ランデヴー・アン・フランス)が開催されます。

 

この大規模なワークショップでは、世界約40カ国に事務所を持つフランス観光開発機構(ATOUT FRANCE)の代表とスタッフ、そして各国の旅行会社さんやツアーオペレーターさん、またジャーナリストが参加し、フランスの各出展者のブースを回り話をします。ですのでこのワークショップは、旅行業界関係者だけのいわゆる「商談会」となりますが、フランスの旅行業界関係者、そして各国の旅行業界関係者が一同に集まる、とても貴重な機会であり、ここで様々な情報を出展者から入手することで、フランスへのツアー造成や情報提供に役立てることもできます。

 

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  ニースのマセナ広場 Copyrights: ATOUT FRANCE-Jean François Tripelon Jarry

 

今回、初めてこの「Rendez vous en France2010」へ参加することになり、今週末ニースへ出発します。

 

よく、<10年ひと昔>といいますが、私がニースを最後に訪れてから、まさにこれくらいの年月は経ていますので、短い滞在期間ではありますが、せっかくのこの貴重な機会を最大限に活用し、色々と情報収集を行ってきたいと思っています。

 

ニースと聞くと、思い浮かぶのは紺碧の地中海や海岸線、そしてまぶしいばかりに降り注ぐ太陽、、、というイメージを持ちますが、とはいえ緯度は北海道よりも高く、現在でも最低気温は10℃前後、最高気温は17℃前後と、3月下旬ではまだそんなに気温は高くありません。

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                     夕暮れのネグレスコ・ホテルとプロムナード・デ・ザングレ(遊歩道)

                    Copyrights: ATOUT FRANCE-Emmanuel Valentin

 

現地の最新情報もあわせてまた、ご報告したいと思います。

 

                         地中海に沈む夕日

                      Copyrights: ATOUT FRANCE-Cédric Helsly

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投稿者:tamisan

北野武さま 仏芸術文化勲章「コマンドゥール」受賞おめでとうございます

ポンピドゥー.jpg

                        ポンピドー・センターからのパリの眺め 

                        Hervé Le Gac@ATOUT FRANCE

 

うれしいニュースが飛び込んできました!

 

コメディアン・映画監督・俳優・画家といったマルチな才能を生かして、日本のみならず、現在では外国にもその名を知られている北野武さんが、3月9日、フランス芸術文化勲章の最高章「コマンドゥール」を授与されました。

 

1980年代の漫才ブームでは、「ビートたけし」の名で一躍有名となり、そこから活動の幅を徐々に広げた北野武さんは、近年では映画監督として様々な作品を手掛け、フランスでも「KITANO」の名前はかなり知られるようなりました。

 

実は北野武さんは、1999年に世界三大映画祭の一つ、「カンヌ映画祭」コンペ部門に、「菊次郎の夏」を出品し、フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」をすでに授与されていらっしゃいます。

このフランス芸術文化勲章は、フランス文化省からフランスの国内外で文化活動に大きな功績を残した人物に授与されるもので、このたび北野武さんは、パリでミッテラン・フランス文化相より直接、勲章を授与されたそうです。

 

この芸術文化勲章は、シュヴァリエ(Chevalier)→オフィシエ(Officier)→コマンドゥール(Commandeur)と階級が分かれ、今回北野武さんが授与されたコマンドゥールは、最高位となります。

 

ところで、なぜ今、北野武さんがパリにいるのか、ですって??

 

もちろん、この授与式に参加されるということも大きな目的であったとは思いますが、3月11日からパリのカルティエ財団現代美術館(Fondation Cartier)と、ポンピドー・センター(Centre Geroges Pompidou)の2か所で、北野武さんの特別展と映画作品などの上映会が開かれるからなのです。

 

これからパリへ観光へいらっしゃる方は、是非、フランスで炸裂する「北野ワールド」を楽しんでみられてはいかがですか?

 

①「Gosse de Peintre, BEAT KITANO TAKESHI  絵描き小僧 ビート北野武 」

場所:パリ・カルティエ財団現代美術館(Fondation Cartier)

期間:2010年3月11日~9月12日

現代アートの斬新な企画展を中心としたこの美術館で開催される、北野武さん初めての展覧会です。「風刺やギャグ・イタズラ・夢などをつめこんだビックリ箱みたいな展覧会」と自身が抱負を語ったそうですが、彼の絵画作品のほか様々なオブジェ・装飾作品、またフランスではあまり知られていない、コメディアンや司会者として活躍する映像紹介も予定されています。

 

②「TAKESHI KITANO, l'iconoclaste  反逆児 北野武」

場所:ポンピドー・センター(Centre Georges Pompidou)

期間:2010年3月11日~6月26日

映画、ドキュメンタリーといった約40作品もの映像を通じて、自身がコメディアン、俳優、また映画監督として活躍した現在に至る軌跡を紹介し、そのうち約半数の作品は未公開のものです。3月11日の上映会初日には、北野武さんの講演会もあります。

 

 

投稿者:tamisan

パリ・マラソン(Marathon de Paris)体験記

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               2004年 パリ・マラソン完走メダル (模様は凱旋門とシャンゼリゼ通り)


2005メダル(300・255).jpg               2005年 パリ・マラソン完走メダル (模様はエッフェル塔)



東京マラソンをこの2月28日(日)に控え、ここ最近のジョギング・ブームは目を見張るものがありますね。

日本のジョギング人口は2,500万人に上るとも言われ、なんと日本人の約5人に一人がジョギング愛好者!



パリでも毎年4月にフル・マラソン大会が行われます。すでに33回の歴史を数え、日本人も数多く入賞を果たしているこの大会。


一切の交通を遮断して、あのシャンゼリゼ大通り・凱旋門前から42.195kmのパリを駆け抜けるランナー達の旅が始まります。




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投稿者:Oko

モニュメンタ MONUMENTAに行ってきた


本サイトでも紹介しているモニュメンタ(於・グラン・パレ、1月13日~21日まで)に行ってきた。グラン・パレは1900年のパリ万博のメイン会場として建てられた建物で、鉄骨とガラス張りのドーム屋根で知られ、現在はおもに企画展に使われている。その本堂を使って2007年より開催されているのが現代アートイベント、モニュメンタ。これまで2度の開催ともに海外アーティストの作品が続いたが、今回3度目にして初めて自国の現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーに白羽の矢が立ち、彼の巨大なインスタレーションを展示する運びとなった。開催初日の前日12日夜には、国営放送France2や民放TF1の夜のニュースでもモニュメンタを大々的に取り上げており、期待して本日行ってみた。

ルタンスキーは「死者のモニュメント」でも知られ、その作品の多くがこの世から消えてしまった人びとの記憶に捧げられている。今回のインスタレーションのテーマは「Personnes」。直訳すれば「人間」だが、ボルタンスキーが伝えたいのは、彼のいつものテーマ「人間が生きた証やその記憶、死」だろう。


チケットを購入して本堂に足を踏み入れると、13500平米の広大なスペースには古着だらけ。ブロック毎に区切られた床には、男性もの、女性もの問わず様々な種類の古着が並べて寝かせられている。そしてその奥に、今回のインスタレーションの目玉でもある、高さ8~9メートルはあるかと思われる巨大な古着の山(!)があった。


山の上にはクレーンが設置されており、絶えず上下して、上部にある古着を釣っては投げ落す。宛ら「古着を釣る巨大なUFOキャッチャー」と言った所だろうか(描写が低レベルで申し訳ない)。残念ながら私はコンテンポラリーアートに非常に疎く深い感動を得ることはできなかったのだが、素人なりに感じとったことがいくつかあった。


まず、グランパレの本堂の雰囲気と作品の関係だ。本堂nefは広々としてはいるものの、内部は外部とほとんど変わらない気温で寒く、また、外光だけが頼りの暗い内部は、ある意味、酷な空間を既に演出している。そこに着古された服が、直に床に無機質に並べられていたり、あたかも死体の様に山積みされている様は、それだけで圧巻である。


また、今回の作品で使われている膨大な量の古着は、着られないほど汚くはないが、しっかり着古されたことがわかる状態の衣類で、まだ人の体温が残っていそうな、ある程度の気持ち悪さが滲み出ていた。「生」を伝える材料としては悪くないと思った。


巨大な山の上で絶えず動くクレーンが、ランダムに引っかかる服だけを掴み上げ、上へ上へと釣り上げた直後に、再度山の上に投げ落とす光景は、1回観れば飽きそうなものだが、不思議と何度も繰り返して観てしまう。



ある程度見続けていると、ばらまかれる古着の動きが綺麗だから観ているのではなく、次はどの服(人間)が引っかかって上から突き落とされるのか(裁かれるのか)というスリルで観ているのに気付いた。この光景はどこか芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿とさせた。


モニュメンタは、写真やドキュメンタリーなどの展示室が別途用意されているわけではなく、本当に「インスタレーションだけ」の展示だ。色々鑑賞できるだろうと期待して行ったので正直がっかりしたのは否めないが、期間中同時に行われている「心臓音の提供」は興味深いので記しておきたい。


クリスチャン・ボルタンスキーは、今年の瀬戸内国際芸術祭に向けた作
品制作の一環として、世界中の人々の心臓音の録音を行っており、モニュメンタ期間中、グランパレの本堂奥に設けられた専用の控室で、一般人からの心臓音を集めている。集められた音で作られる彼の次作品「心臓音のアーカイブ」は、香川県の豊島(瀬戸内海に浮かぶ島)に開館予定の美術館に設置される。


見学者のほとんどが心臓音の提供を希望するため、整理券をとったあと30分~40分は待たなければならない。室内に入ると聴診器みたいなものを渡され、左の胸にあてて1分じっとして録音したら終了。自分にもヘッドフォンが渡され同時に音を聴けるのだが、想像以上にクリアな音で聞こえてきたので驚きだった。5ユーロを払って売店でCD-ROMを購入すれば、自分の心臓音を焼いてもらうことも可能。

◆モニュメンタ2010公式サイト
www.monumenta.com/2010/

 

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