投稿者:tamisan
ユーロ導入10周年 L'euro fête ses 10 ans de vie
フランスでの滞在中、必ず必要になるのが現金通貨・ユーロ(EURO)。
2002年1月1日、フランスでヨーロッパの共通通貨・ユーロが導入
されてから、今年でちょうど10年になりました。
現在、ユーロはヨーロッパ23ヶ国で使用されており、そのうち17ヶ国がEUの加盟国。
フランスでは2002年2月17日に旧通貨、フランス・フラン(franc)が流通停止。
その3年後、2005年2月17日でフランの硬貨両替が終了。
そして今年2012年2月17日で、フランの紙幣両替が完全に終了します

もし1990年代に発行されたフラン紙幣をまだお持ちで、2月17日までにパリに滞在される
予定のある方は、以下のフランス銀行でフランからユーロへ変更できます。
Banque de France(フランス銀行)
48,Bd Raspail 75006 Paris
最寄のメトロ:10番線 Sèvres Babylone
時間:8:45~12:00&13:30~15:30
ここはパリの左岸、サン・ジェルマン・デプレ(Saint Germain des Prés)から近く、
ラスパイユ大通り(Bd Raspail)をはさんで4ツ星、コンコルドグループのホテル、
「ルテシアHôtel Lutetia」。

さらにセーヴル通り(Rue de Sèvres)をはさんで、1852年創業の老舗デパート、
ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché)が斜め向かいに見えます。

ちょうどセール時期で、ル・ボン・マルシェにも「ソルド」の看板が。
パリでフラン紙幣をユーロに両替できる銀行はここのみ。
以前ここを通ったときには、入り口にちゃんとその説明が写真入で紹介してありました。

その後、さらに注意書きが赤文字で付け加わっているではないですか!
「2012年2月18日から、フラン紙幣は通貨としての価値を持たず、両替もできません。」

昨年末くらいから、ニュースでも「2012年2月17日でユーロへの両替が終了します。
まだフラン紙幣を手元に持っている人は、早めに両替をするように。」とフランス人へ
注意を促す放送が流れています。
ちなみに2002年ユーロ導入からこの10年間で、かなり日常生活に必要な物価が
上昇した、とほとんどのフランス人が感じているようで、先日興味深い調査が新聞
に紹介されていました。
ユーロ導入前と導入後の物価比較
●バゲット1本(Une baguette)・・4,39フランfrancs(67サンチームcentimes)→85サンチーム+27%↑
●コーヒー一杯(Un café au comptoir)・・・4,98フラン(76サンチーム)→1,10ユーロ +45%↑
(コーヒー一杯を喫茶店のカウンターで飲む場合)
その他、物価の上昇率が高かったのが、
●りんご(Pomme)1kg・・・+65%↑
●品質保証付き肉食用鶏肉(Poulet Label Rouge)・・・+47%↑
●ひまわり油(Huile Tournesol)・・・+43%↑
●コカ・コーラ(Coca-Cola)・・・+38%↑
●小麦(Blé)・・・+19%↑
●牛乳(Lait)・・・+13%↑
●小麦粉(Farine)1kg・・・+7%↑
などなど・・・
実際、フランスでの2000年と現在の物価を比べると、平均約30%上昇しているそう。
さらに、欧州の金融危機を克服するメドがたたないままユーロ安が加速している現在では、
フランス人の45%が、「ユーロがフランス経済にとって大きな障害になっている」と考え、
フランス人の3人に1人以上(36%)が、「通貨をフランへ戻したほうが良い」、さらに、
フランス人の37,2%が「10年後にはユーロは存在していない」とも回答しています。
現在1ユーロ=100円前後の円高で推移している状況では、日本からフランスへ旅行に来ると
かなりお徳感がありますが、フランスに住んでいる人々は、現在のユーロ危機をかなり深刻に
受け止めている、ということも最後に付け加えておきたいと思います。
★フランスの通貨に関する情報はこちら (日本語)
★フランス銀行のサイトはこちら (仏語)
January 24, 2012 6:01 AM カテゴリー:ニュース/お知らせ




