投稿者:ミッドナイト・エクスプレス
さよならは言わない
May 21, 2010 2:24 PM カテゴリー:雑談
投稿者:ミッドナイト・エクスプレス
May 21, 2010 2:24 PM カテゴリー:雑談
投稿者:M.MK
ダンディーの中のダンディーであるド・モンテスキュー伯爵、以前、たまたまオルセー美術館で伯爵の展覧会をやっているときに、彼の肖像画を見たこともあるが、渋~いダンディーなのである。当然プルーストも大心酔。熱い(あぁ!!)というか折り目正しい往復書簡も残っている。ダンディーの服装は『悪の華』の詩人も言うように、基本、黒やグレーなどの喪服のような色の服。そんな服で身を固め、貴族の特権がなくなった時代の中で、過ぎ去りし王権、貴族の世の喪に服している。要するに、斜陽族なのである。急に革命のため法律が変わって、貴族の特権がなくなりましたよ、と言われても、はいそうですか、どこかで月給取りにでもなるさ、とシューカツして就職、質素に暮らしますというわけにもいかない。なんといっても浪費のスペシャリストであり、日々の生活に発展やら成長に意味を見出さず、無為に過ごすことに勤しんだ人々である。そんなわけで、大体のダンディーたちは破産状態で亡くなっている。
そんなダンディーたちが、亀を引き、当時最新流行スポット、パッサージュに繰り出した。。。余裕綽々と言うか、反抗的な姿勢と言うのか、自分たちの時間の尺度を、亀は万年とでも表現したのか・・・。
馬車も車も入れないパッサージュなら、愛しの亀ちゃんが馬車や自動車に踏み潰される(イテテッ!)心配もないしね。
いずれにせよ、ダンディー諸君、ダンディーたるもの、そこまでやってみなければなるまい!!一世を風靡したパリの人気スポット、パッサージュも、取り壊され、あるいはいくつかは取り壊されようとしてる、という。つまり、ひょっとしたら近い将来、ダンディーを気取るために最もふさわしいスポットがなくなるかもしれないということだ。
そこで、ダンディー諸君に告ぐ。急いで、パッサージュに馳せ参じてもらいたい。
(亀との散歩にともなうあらゆる問題は、くれぐれもダンディー諸君の自己責任でお願いする。)
April 28, 2010 5:17 PM カテゴリー:雑談
投稿者:M.MK
19世紀の後半、パリで亀を引いて散歩するのが流行った、と聞けば、ホントかよ、と思わずにいられない(ですよね)。
というのも、その頃のフランスはスピードの都でもあった。他国に先駆け、中央集権を推し進め、ヨーロッパ各地に軍隊を迅速に送り、制覇することができたのは、この道路網の役割が大きい。後に自動車レースが盛んになると、パリをスタートしてボルドーなど辺までのレースが行われるようになる。というのも、まだ他国には、自動車レースができるような、長く続く、整備された道がなかったということである。整備されているとはいえ、当時のこと。路面はすべて舗装されているはずもなく、ボコボコ、ガタガタ。自動車レースはパンクとの戦いでもあり、たくさんのタイヤ(ミシュラン!!)を積み込んで、レースを走った。後にF1グランプリに引き継がれるようなグランプリ・レースは第一次大戦後まで、フランスのみでの開催だったようだ。
そんなスピードの都で、亀と散歩?それもダンディーの中のダンディー、あの稀代の色男として名を馳せたロベール・ド・モンテスキュー伯爵(かっこいいー!!)も、そんな風に散歩した(!!!)というではないですか。この伯爵、当然その時代のファション・リーダーで、服はもちろん、手袋、カフスボタンなども当然、立ち居振る舞いに至るまで、みんながまねした。(伯爵は本物の宝石のついたカフスボタンであったが、高価なのでガラスの模造品の方が流行ったらしい。)何を隠そう、このお方、小説『失われた時を求めて』に登場する、あのシャルリュス男爵のモデルなのである。(続く)
April 20, 2010 4:25 PM カテゴリー:雑談
投稿者:M.MK
「ル・ドゥアニエ/税関吏」というニック・ネームの画家のアンリ・ルソー氏は、パリの税関職員として働き、休みの日にはせっせと絵を描くという日曜画家だったそうな。カラフルに、細かく植物や動物を描き、どこかかわいらしい作風。ところが、この植物のあるところに、こんな動物、いる?、虎が牛を食べる?砂漠にライオン!?という???で頭が一杯になることも少なくない。というのもルソー氏、本当に虎などがいるジャングルに行ったのではなく、パリにある植物園、動物園などで描き、画家の感性で、それらが絵になるように組み合わせていたのである。
パリの自然史博物館Museum national d’histoire naturelle(rue Cuiver、13区)にある植物園ジャルダン・ド・プラントの温室は、鉄とガラスで作られた温室としては初期のもの(1834年)であり、この時代辺りに作られ出したパッサージュ(英語だとアーケード)と同様、鉄とガラスで作られる近代建築の元祖的なものである。この温室が巨大になると1851年のロンドン万博での水晶宮、1900年のパリ万博のグラン・パレ、プティ・パレとなり、モネが描いたことでも有名なパリのサン・ラザール駅のように駅舎にもなり、パリのギャラリー・ラファイエットのようにデパートにもなる。このような実に建築史的に掛け値なしに革命的な建物の中で、入り乱れる熱帯の植物を眺めては、せっせと描き、その背景の植物には似つかわしくない動物も描き込んでいたのですねぇ。
冬の植物園の庭園は、春への準備のため、掘り返されていますが、温室に行けば、緑は溢れ、暖かい!!冬も楽しめる。19世紀末ごろからは、余裕のある方々は家に温室を作って、そこをサロンにするのが流行ったというのも頷ける。
冬の寒さで凍てついた身も心も、植物園の温室は温めてくれるはず!!(植物園はオートゥイユにもあります。お好きな方は是非、どうぞ。ぬぬっ、ルソーの絵はオルセー美術館展でしばらく日本に滞在するようですね。http://orsay.exhn.jp/ でも、ルソーも行った温室はパリに行かないと体験できませんよぉ。)
February 26, 2010 3:36 PM カテゴリー:雑談
投稿者:Mayumidon
昨日、自宅に届いた郵便物にこんなキュートな切手が貼ってありました。
ピンクのハートが二つ!
手紙の封を切るのにドキドキするなんて何年ぶりでしょう。差出人の名前がないところがまたミステリアスで、要らぬ妄想も膨らみます。
さて中からできたのは…
コルシカにあるツアー会社のカタログ、去年参加したハイキングツアーの会社からでした。
甘いラブレターとはいきませんでしたが、無味乾燥に陥りがちなビジネスカタログの送付にこんなキュートな切手を選んでくれたとは。お世話になった現地スタッフの顔が目に浮かびます。そもそもこのハートを一枚ずつ切り抜くのは結構面倒な作業なのだよな…。シール式じゃないし。
ええ、この切り抜きの難しさを私は知っています。なぜなら、同じ切手を去年フランスで買って、友達への絵葉書に使ったから。
シートから切手を切り抜く際に慎重さを欠くと、恐ろしいことにいとも簡単にブロークンハート(!)が出来上がってしまいます。 という訳で息を止めてそーっと紙をちぎりました。無事10個のハートが机の上に並べられた時は、思わずハーと深いためいき。(先日、假屋崎邸にお邪魔した時も、シャンデリアを壊しませんように、お茶こぼしませんようにと似た緊張を味わったような...)。ハート型の穴がぽっかり空いたシートをしみじみ眺めていたら、思わず切手本体でなく愛着の湧いた抜け殻の方を葉書に貼ろうとしている自分がおりました。
とにかく、普通と違うこんな切手で手紙がきたら嬉しいこと間違いなし。
このハート型切手はフランス郵便局La Posteが毎年バレンタインデーの少し前から発売を始めるそうですが、デザインはウンガロ、ジバンシー、シャネルなど、フランスの有名ファッションブランドが手掛けていて、そのデザインも楽しみのひとつなのです。
2010年のデザインはランヴァン。フランスに旅行される方、こんな切手でパートナーやお友達にお便りしてみてはいかがですか。
バレンタインがらみでもうひとつお知らせ。
今週末に放送予定の「弾丸トラベラー」はフランスが舞台なのですって。アルザスのショコラ街道でバレンタインチョコを作るなんて楽しみですな~。