投稿者:ラ・長女

ボージョレヌーヴォー2009

毎年11月の第3木曜日はボージョレヌーヴォーの解禁日。時差の関係で日本では本場フランスより8時間早く新酒が味わえます。

で昨夜~今朝未明にフランス食品振興会(SOPEXA)が代官山で開催したボージョレ・ヌーヴォーカウントダウンパーティーに行って来ました。会場はこの人気ワインを楽しみに来場した人々で立錐の余地もない大盛況。自身もワインの作り手であるボージョレワイン委員会のダニエル・ビュリア代表はやさしそうな丸顔に満面の笑みを浮かべて「私もフランスより早くヌーヴォーが飲めるので東京に来ました、今年のボージョレヌーヴォーは歴史的にすばらしい出来栄えです!」とあいさつ。なんでも9のつく年はボージョレ・ヌーヴォーの当たり年なのだとか。

11月19日午前零時の10秒前から皆でカウントダウン、「・・・3、2、1、かんぱ~~い!!」

初物好きの日本人の例にもれず、毎年ボージョレヌーヴォー解禁を楽しみにしている私ですが、「今年のヌーヴォーは○○、xx、△△の香り、最後にはバナナの香りも感じられます」との解説を聞きながら(というか、会場のワイワイガヤガヤで殆ど聞こえなかった!)、人波の向こうのバーカウンターからバケツリレーならぬグラスリレーを受け取ってひと口飲んで(ん!お、おいし~~♡)。確かに今年のヌーヴォーはおいしいです!

会場にはさまざまな作り手の60種類を超えるボージョレ・ヌーヴォーが並び、全部味わえないのが残念!(全部味わっていたら大変なことになりますが・・)

ボージョレワインはローヌ・アルプ地方北部で作られますが、新しく「ボージョレ街道」というすてきな観光ルートも登場しています。これはブルゴーニュワイン街道の延長上に位置し、シェールからリヨン近郊に至る全長140キロ、36の村を通っています。そんなルートをたどってボージョレヌーヴォーのふるさとを訪ね、ワイン作りひとすじ、指先がワイン色に染まったような作り手たちに出会ってみては?36の村を通っています。街道をたどればボージョレの12のアラシオン

 

 

投稿者:Mayumidon

こんなに近い、日本とフランス。童謡編(2)

こんにちは、mayumidonです。

前回のブログは、日本で親しまれる童謡の多くがじつはフランス産だった、という話題で、日本語詩の歌いだしやサビの部分をいくつか書き出しました。

今日は、それらの原曲タイトルを答え合わせ(笑)。You tubeやDaily motionにアップされた録音素材も多数あるので、検索してお楽しみください。

 

♪ フルーツサラダ、ジョリジョリジョリ~
「フルーツサラダの歌」
原曲:"Salade de fruits" (1959)
唄:Bourvil、詩:Noël Roux、曲:Armand Canfora、Noël Roux
 ブルヴィルのシャンソン。

 


♪ 誰かが口笛吹いた、ならの木の陰でさ~
「誰かが口笛吹いた」
原曲:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
"Le régiment de Sambre et Meuse"
詩: Paul Cezano 曲: Robert Planquette
阪田寛夫のさわやかな詩世界と曲が見事に一致する名曲。
原曲は血生ぐさい行進曲です。

 


♪ 僕の大好きなクラーリネット、パパからもらったクラーリネット
「クラリネット壊しちゃった」
原曲:"J'ai perdu le do de ma clarinette"
フランス童謡。日本語版は一節省略されています。

 

♪ 街の小さな靴屋さんは、いつ来ても忙しそう~
「小さな靴屋さん」
原曲:"Le petit cordonnier"(1953)
唄・詩: Francis Lemarque、曲: Rudy Revil
フランシス・ルマルクのシャンソン。

 

♪ 隣のおばさんこんばんは、きれいなきれいな月夜です~
「月夜」
原曲:"Au clair de la lune"
フランス童謡

 

♪ そよ吹く風に 小鳥の群れは~
「河はよんでいる」
原曲:"L'eau vive" (1958)
唄・詩・曲:Guy Béart
同名の映画主題歌としてヒットしたギー・ベアールのシャンソン

 

投稿者:Oko

パリでお勧めの本屋さん

読書の秋ということもあり、今日は私が愛して止まないパリの本屋さんの紹介。

旅行者の方々にはあまり馴染みがない店なのだが、パリの学生や若者が頻繁に訪れる本屋がある。パリ左岸カルチェ・ラタン地区、メトロ10番線のクリュニー・ラ・ソルボンヌの駅近くにあるGibert Joseph(ジベール・ジョゼフ)、青い看板に黄色の文字が目印の店だ。地元の人にはただ単に「ジベール」の愛称で親しまれている。

過去に数年パリで学生をしていた私は、当時、大学の授業後に気分転換を兼ねてしょっちゅうジベールに寄ったものである。今でも旅行でパリに行くと一番最初に行ってしまう位、非常に愛着のある店だ。

カルチェ・ラタンのメインストリート(??)、Boulevard Saint Michel (サン・ミッシェル大通り) にあるこの店は、「書籍のデパート?」と思えるほど大きな本屋で、数階に渡ってほぼ全ての分野の本が所狭しと並べられている。(この界隈には専門書籍を扱う店も多く、あまりにもマニアックなものは見つけられないかもしれないが・・)
 
観光の途中に立ち寄られた方でも楽しめるかなと思うのは、地下(旅行ガイドや料理本、趣味の本など)、1階(タンタンなどバンド・デシネ)、2階(日本の作家のフランス語本コーナーがある。三島、川端、大江、村上などはよく知られている。最近では石田衣良も人気。)、そして4階(フランスの文庫本)。

FNACやVirgin Megastoreは旅行ガイドでもよく紹介されているが、ジベールをお勧めする最大の理由は、新品・中古本の両方を取り揃えている点。それも別階に置かれているのではなく、新品の隣に中古本が並べて置かれていて、値段や状態を見比べてから購入することができる。店員も良心的で、探している本がどこにあるかわからないで訊くと、まずは「中古本」を見つけて持ってきてくれるのだ。

出たばかりの新刊でも運良く中古本を発見したら、半額位で購入することが可能だ。ノーベル賞、ゴンクール賞、フェミナ賞・・どんな新刊本であっても、中古本が必ず一番上に積まれているので見つけるのも簡単である。

このカラクリ、どうなっているかと言うとGibert Josephの買い取りシステムにある。店舗の裏通りRue P.Sarrazinでは、週末を除く毎日、一般市民から要らなくなった本やCD/DVDの買い取りをしている。私も何度かお世話になっているのだが、日本の某中古本買い取り店とは違い、査定にもほとんど時間がかからない上、割といい値段で買い取ってくれるのである。支払いは現金か金券か選べ、金券にするとさらにお得。これからパリに留学予定の人はぜひ利用すると良いシステムだろう。

因みにこの本屋に隣接して、別棟で文房具屋、CD/DVD屋が並んでいる。こちらの2店もとてもお勧め。文房具はさすがに中古ではないが、日本でも人気のあるモレスキンやクオバディス、クレールフォンテーヌなどを安価に購入できる。CD/DVD屋は本屋と同じシステムで、中古と新品の両方が並べられている。日本では入手が難しいような古いCDも普通に中古値段で売られていて安いものなら4ユーロ位から。来年の手帳を探している方や洋楽、特にフレンチポップがお好きな方、一度訪れてみるのはいかがだろう?


Gibert Joseph(ジベール・ジョゼフ)
http://www.gibertjoseph.com


 

投稿者:さくらんぼの季節

ゴーギャン in ブルターニュ地方

Il était une fois...

数年前にポール・ゴーギャンの生涯と作品に関する本を読みました。
この著者はゴーキャンの作品の背景を追求するために世界中の美術館を巡り、様々な作品を鑑賞しました。

その本はタヒチに興味があった私に大きな影響を与え、展覧会でゴーギャンの作品を見るたびに、おもしろく鑑賞できるようになりました。いつも彼の作品の前では、うっとりと見入ってしまいます。

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ロートレック・コネクション 愛すべき画家をめぐる物語」の展覧会ではゴーギャンの作品が二つあります。

 

♦「ブルターニュの少年の水浴」、1886年。

♦「ブルターニュの少年と鵞鳥」、1889年。

 

同一の場所で全く異なる二つの雰囲気。


同じ画家が3年という短い期間で描いたとは思えないほど印象が違います。

ここで、ゴーギャンは色彩や形態のはっきりとした装飾的なスタイルを確立していきました。その場所こそがブルターニュ地方ポン=タヴェンなのです。

ゴーギャンの作風が生まれるきっかけになったブルターニュ地方とは、いったいどんな魅力を持っていたのでしょうか?

Blog1_negatif.jpg Pont-Aven

投稿者:矢田部まり

「パリ・オペラ座バレエ団」

パリのオペラ座を舞台にしたドキュメンタリー映画が公開中なのはご存じですか。フレデリック・ワイズマン待望の新作「パリ・オペラ座バレエ団」は、バレエ好き、フランス好き、の私のツボにはまった★★★の映画です。

長年観光局に勤めていながら、実はオペラ座の内部見学に行ったことがありません。なので、大変興味深くこの映画を見ました。

広いスタジオもありましたが、結構古めかしく狭そうな、床がギシギシ言いそうなスタジオでも練習しているんですねー。びっくりしました。

同じ古い建物でも歌舞伎座は取り壊されてしまいますが、オペラ座は練習するのに問題ないんでしょうかね。

オペラ座内に社員食堂があるのもびっくりです。オペラ座の中で職員はご飯食べてるんですねえ。屋上で飼われている蜜蜂もしっかり紹介されていました!

もちろんバレエが堪能できるのは言うまでもありません。バレエダンサーたちの身体能力にはため息をつくばかりです。

ワイズマン監督は現代アメリカ社会を鋭くえぐりとって描く、ということで知られていますが、結構フランスも好きみたいですね。コメディー・フランセーズを題材にしたドキュメンタリーも撮っていますので、興味のあるかたはそちらも是非。

 

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