投稿者:tamisan

11月 November Novembre

私のハンドルネーム、「tamisan」という名前を御覧になった方の中には、ある小説の有名な台詞を思い出された方がいらっしゃるかもしれません。

「たみさんは、野菊のような人だ」・・・そう、伊藤左千夫の小説 「野菊の墓」です!この小説は映画化され、1980年代初めに日本アイドル界のスーパースター・松田聖子が「民子役」で映画初主演を果たしました。当時は聖子ちゃんブーム真っ只中!大ヒットしたこの映画を見た友達から、漢字は違うものの同じ名前だった私の呼び名が 「たみさんーtamisan」となったのです。ではなぜ、タイトルの11月と「tamisan」が結びつくの?!そのキーワードはずはり 「野菊」。そう、「菊の花」です。

フランスには11月に2日、祝日があります。11月1日の「諸聖人の日ーToussaint(トゥッサン)」と11月11日の「第一次世界大戦休戦記念日ーArmistice(アーミスティス)」。今回お話しするのは11月1日の諸聖人の祝日。別名「万世節」とも呼んでいるこの祝日は、カトリック教会の暦では大切な日で「全ての聖人の日」とされています。そして翌日の11月2日は死者の日ーDefunts(デファン)にあたり、フランス人はこの時期の前後に、亡くなった人たちを偲んでお墓参りに行くのです。

日本でいう「お彼岸」に近い感じでしょうか?

そしてその時に、フランス人がお墓にお供えするのが「菊の花」なんですよ。もしこの時期フランスを観光される方は是非一度、お墓にも足を運んでみてください!お墓を訪れるときは自ずと厳粛な気持ちになりますが、カラフルな色のお花で飾られたフランスの墓地の景色に、みなさんはどういった印象を持たれるでしょうか?

あ、それからここでワンポイント・アドバイス。以上のような理由から、フランスでは「菊の花=お墓に供える花」というイメージが強いので、もしフランス人から招かれた時には菊の花束を持っていかないように気をつけて下さいね。

投稿者:Mayumidon

こんなに近い、日本とフランス。童謡編

こんにちは、mayumidonです。

フランス語の学習を始めてはや十何年。大学の第2外国語として始めた言語でしたが、あれよあれよとのめり込み、現在に至ります。(ここ数年の上達を問われれば、言葉に詰まるのですが。。。)

のめりこむきっかけは歌でした。フランス語を知ると同時に、自分が子供の頃に覚えた歌の多くが、じつはフランスの童謡やシャンソンが原曲であったと気づき、そのたびに衝撃を受けたのでした。さらに日本語詩と原詩の意味が全然違うことも驚きでした。可愛らしい日本の童謡は、じつは残酷なストーリーを持つフランスのおとぎ話風の歌だったとか。

♪ フルーツサラダ、ジョリジョリジョリ~

♪ 誰かが口笛吹いた、ならの木の陰でさ~

♪ 僕の大好きなクラーリネット、パパからもらったクラーリネット

♪ 街の小さな靴屋さんは、いつ来ても忙しい

♪ 隣のおばさんこんばんは、きれいなきれいな月夜です

♪ そよ吹く風に 小鳥の群れは~

以上の歌詞がひとつでも思い浮かぶ方はきっと、知らずのうちにフランスの洗礼を受けているのかもしれません。

投稿者:M.MK

グレヴァン蝋人形館

リュミエール兄弟が1895年に「最初」の映画を、パリのグラン・カフェの地下階、サロン・ナンディアンで上映されたのは知られていますが、それよりも前に映画の誕生と言われてもよかったものがいくつかある。

その一つがシャルル・エミール・レイノーさんが発明したテアトル・オプティックなるもの。どちらかといえばアニメ(いや、人形劇?)に近く、さらに音楽つき!!だった。トーキーの元祖?という感じもするが、やはり、そんなふうにも多くの場合、思われていない。。。

驚くのが、それがパリのグレヴァン蝋人形館(!)で、1892年から1900年までという長きに渡って上映され続けた(!!!)ということである。

映画より先に映画館があるはずもないので、地下の部屋や劇場になるのは自然でしょうが、蝋人形館とは、それも約8年間も、うーん。グレヴァン蝋人形館には、是非いってみたくなりますねぇ(なりませんか。。。)。

ちなみにシャルル・エミール・レイノーCharles-Émile Reynaudさんが発明したテアトル・オプティックなるものをDVDで見ようと探したところ、注文するまでもなく、なんとユーチューブに出ているではありませんか!!パソコンの周りに蝋人形でも並べて、部屋を暗くしてから見てみてください。

投稿者:tamisan

ぼんじゅーる

 

みなさま、はじめまして。

フランスでの生活を通して感じたこと、体験したことなどを少しずつご紹介できれば、と思います。

もちろん、とっておきの観光情報も!

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者:山本啓介

エッフェル塔あれこれ

 朝のエッフェル塔.jpg

数年ぶりにエッフェル塔に上ってきました。

エレベーターに乗って1階に上がるとそこには、観光客には脇目もふれず、真剣な面持ちで貴婦人に取り付いて何やら作業に勤しむお父さんの姿が…。

エッフェル塔のペンキ塗り.jpg

よく見ればこれは人形ではないですか!

今年2度目の還暦を迎えた「鉄の貴婦人」は現在化粧直しの真っ最中。7年ごとに行われるペンキの塗り替え作業が進んでいます。もちろん今も人間が手作業で行うんですよね。鳶職人たちはほんとうに凄い。そしていくつになっても最新のファッションをまとっているエッフェル塔も凄い。その立ち姿は凛としていて、しかも艶やかです。それもそのはず、設計者のエッフェルはガーターベルトの考案者でもあるんですね。

 

エッフェル塔アップ.jpg

4本ある脚柱のそれぞれにエレベータがついていて、一般観光で利用するのは北、東、西の脚柱。このうち西のエレベーターは工事中です。残る南のエレベーターはというと、レストラン「ジュール・ヴェルヌ」の専用機と、サービス用の1機となっています。エレベーター前にはいつも長蛇の列ができていますが、これはチケット購入と保安検査の行列です。要事前予約の団体客にはエレベーター入口への専用通路があって、スムーズに入場しています。年内には個人客もオンラインで事前予約が可能になる予定だそうなので、早く渋滞が緩和されるとよいですね。

エッフェル塔がフランス大革命100周年のパリ万博のモニュメントとして建造されたのは皆様よくご存じのとおり。これまでに2億4千万人強の入場者を迎えているので、日本人全員が2回ずつ見たのと同じ勘定になります。1889年3月31日、頂上に国旗が取り付けられた日をもって誕生日としていて、同じ年にはモンマルトルの赤い風車ムーランルージュやマルチ芸術家のジャン・コクトーも誕生しています。ダブル還暦を迎えた面々は、現代日本風に呼ぶならばさしずめ<アラ還>ならぬ<ア・ラ・カンカン>ということになりますが、そういえばコクトーにも「大股開き(グラン・テカール)」という作品がありましたっけ。これはダンサーなどが前後や左右に180度の全開脚をするポーズのことで、踊り手たちが嬌声を発しながら体の柔らかさをこれでもかとばかりに誇示するフレンチカンカン大団円のお決まりのポーズ。パリに来たことを実感する一瞬です。

さて貴婦人のめでたい誕生をお祝いしてうれしいお知らせをひとつ。期間限定のエッフェル塔の特別イルミネーションが始まりました!期間は2009年12月31日まで。毎晩20時、21時、22時、23時の4回、毎正時の通常のシンチレーション(5分間)に加えて、LEDを使った最新の光のショーが12分間ご覧になれます。パリにいる人たちが本当にうらやましい!

詳細はエッフェル塔のサイトhttp://www.tour-eiffel.fr/index.htmlで確認してください。


 

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